ペットショップに転職してみた。。

知識ゼロ経験ゼロからのチャレンジ

マイクロチップって何なの?

最近少し話題になったマイクロチップの話です。マイクロチップとは何なのか気になる方は読んでみて下さい。

 

マイクロチップとは

直径2mm、長さは約8〜12mm程度の小型のICで周りは動物の身体に影響がないようなガラスで覆われています。これを体内に埋め込みます。首の後、背中あたりです。装着は獣医師のみが行えて、副作用やショック症状は今のところ報告はないそうで、一般的な注射とほとんど変わりわなく、安全性にはなんの問題もないようです。なんか痛そうな気もしますが海外では人間の手の甲、皮膚の下にマイクロチップを埋め込みICカードの替わりに社員証の様な使い方をしている企業もあるみたいです。動物の身体にもそこまで負担はなく装着できている様ですね。

 

◯なんで必要なのか

特定生物(危険な生物)や海外から動物を輸入する場合はマイクロチップの装着は義務付けられいるようです。ワンちゃん、猫ちゃんの場合は迷子札の様な役割をしていて、殺処分をなくすことが主な目的です。言葉を話せない分、マイクロチップを装着することで飼い主さんの情報がわかるようになっています。仮に迷子になっても飼い主さんのもとに帰れる確率があがります。今まで働いてきた中で、迷子になったと相談されたお客様のワンちゃんが家に帰ってこられたと報告を受けたこともあります。殺処分がなくなることと、迷子になったときのことを考えると装着は必要ですね。

 

マイクロチップの装着義務化

2019年6月に改正動物愛護法が可決、成立しました。その中にマイクロチップ装着が義務付けられています。ペットショップなどの販売業者には装着と所有者情報の登録を義務化、登録されたワンちゃん、猫ちゃんを購入した飼い主さんには登録情報の変更を届け出ることが義務付けられました。すでに飼っている飼い主さんには努力義務ということで装着をする努力をして下さいみたいな感じです。すでになっているということではなく3年以内に施行されるようです。大手のペットショップでは現在は当たり前になっているイメージです。直接販売をしているブリーダーさんは装着をしていないところもあるかもしれません。今後はワンちゃん、猫ちゃんを迎える前に必ず装着しているか確認した方がいいです。

 

マイクロチップのよくある勘違い

お客様から「迷子になってもどこにいるかわかるなら安心」みたいなことを言われることが多いです。もちろんそんなことはありません。GPSの機能はない為、どこにいるかまではわかりません。仮に迷子になって、どこかの家庭で飼われてしまうと、帰ってくることが場合によっては難しいかもしれません。動物愛護センター、保健所などにワンちゃんがたどり着いて、専用のリーダーで識別番号が確認されて所有者情報がわかってからやっと、ご家族のもとに帰って来られます。あくまで帰ってくる確率が上がるだけなので、迷子には十分注意しましょう。

 

マイクロチップ装着の料金

いつも行っている動物病院では1万円で登録まで行っていると案内が出ていました。動物病院によって金額が異なるので先に聞いてみてもいいと思います。

 

以上が大まかな説明です。お家のワンちゃん、猫ちゃんが装着してない場合は動物病院に相談してみましょう。

 

ちなみに高橋さんは装着済みです。

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読んで頂きありがとうございます☆