ペットショップに転職してみた。。

知識ゼロ経験ゼロからのチャレンジ

ペットショップで働きたい方へ

最近、求人の応募がかなり多くなってきました。


若い方が中心で経歴も様々です。
アルバイトスタッフの時給は高くないですが希望する方は多いようです。


今回はペットショップで働くことについてイメージと実際の業務について書いていきます。


「可愛い動物に囲まれて仕事がしたい」
「いろいろな動物と触れ合いたい」
「可愛い仔犬のお世話がしたい」
みたいな感じが多いのか実際の業務にギャップを感じるスタッフもたまにいます。
間違いではないです。日常的にやってます。
お客様が少ない時間帯はワンちゃんと遊んでたりします。ご飯をあげたり、お手入れしたりと毎日やってます。ここらへんはイメージ通りだと思います。


なかなかイメージにないところで言うと接客の部分です。店舗運営で利益は無視できません。
動物が嫌いで来店される方はほぼいませんがなかなか連れて帰ってもらえないです。
家族に迎えてもらえる数が少ないと利益も下がります。その為、接客に関する指導は日々行われています。以前も書いてますがプレッシャーはかなりのものです。そのギャップに耐えられないスタッフは辞めていきます。


だいたいすぐに辞めていくスタッフが言うことは「接客じゃなくてお世話がしたかった」です。


実際に健康管理専門で仕事をしているスタッフもいますがごく一部の専門的な知識があるスタッフだけです。獣医師の資格があったり動物病院に勤めた経験があるなど、それなりの知識は必要になってきます。当然ですが仔犬の場合、ご飯のあげ方だけでも間違うと体調を崩してしまうこともあります。責任を持って体調管理が出来るように勉強しないと簡単には任せてもらえません。まずは知識をつけることが大切です。


健康管理の知識や経験がない場合は基本的に接客や清掃などの業務が中心です。日々のお客様対応や業務をこなしながら空き時間で勉強します。少しずつ知識がついてくるとご飯をあげることは可能です。店舗にもよるとは思いますが努力しているスタッフにはしっかり経験を積めるように少しずつお世話も任せてもらえるようになります。


あと、掃除や衛生面にうるさいです。健康管理をする上で当然のことですが、お客様に家族として迎えてもらう為には元気で健康なペットをお勧めできるように努めています。
病気の蔓延を防ぐためには徹底した管理も必要です。家に飼っているワンちゃんと同じようには触れ合えません。予防接種もちゃんと終わって生後5ヶ月くらいに成長したワンちゃんとは一緒に遊んだりしてますが、入ってきたばかりで不安定な時期のワンちゃんは抱き上げ方にもルールがあるくらいです。もちろん触ったら、その都度手洗いや消毒も行なっています。
その辺もイメージにないかもしれません。


たまにお客様から「お散歩はどうしてるんですか?」と聞かれることもありますが混合ワクチン、狂犬病の予防接種が終わるまでは外にも出していません。感染症の予防の為、基本的には店舗の床も歩かせないようにしています。
走らせてあげたいですが遊びすぎると体調を崩す原因にもなるためワンちゃんのお部屋だけで遊ばせています。


そんな感じでイメージとは少し違うかもしれません。なかなか一緒に遊んだりできないので。


他にも給料の割にそこそこハードなイメージです。命を預かっているためルールは厳しいと思います。


以上のことを理解した上でペットショップで働きたいと思う方は楽しく仕事もできると思います。販売や営業の仕事をしていて人と話すことが好きなタイプだとむしろ楽しいかもしれません。動物好きのお客様と楽しく会話できます。お客様が少ない時間帯は掃除などの作業がびっしりで時間に追われることも少なくありませんがやり甲斐はあるかなぁと。


あとは仲良くなったご家族の皆さんが大きくなって連れて来てくれたり、写真を見てくれたりと元気な姿を見られて嬉しい気持ちにもなります。


そんな感じです。
他にもいろいろ感じることはありますが1人でも多くのお客様とペットが幸せになるお手伝いが出来れば嬉しいです。


なんか内容がだいぶズレた気もしますが以上です。


ペットショップで働きたいと考えている方によく考えて頂けたら幸いです。

 


最後に最近のお気に入りのワンちゃんです。

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読んで頂きありがとうございます☆