ペット保険の必要性について
今日はお客様から相談される内容で比較的に多い、ペット保険のお話しです。
先に結論から書くと、個人的には必要ないと思っています。
それでは順を追って説明したいと思います。
ワンちゃん、ネコちゃんを飼育されて過去に動物病院の治療費が大変だった方もいらっしゃると思います。種類によってなりやすい病気もあり、治療や手術で100万円かかってしまうようなケースもあります。
大変ですよね?高額な場合、急にまとまった金額を準備しないといけません。生活にも負担がかかります。
問題はそこで迷わずに払える経済力があるかです。
動物病院に連れて行って『治療に100万円かかります』と言われて払えるか不安になる方はペット保険をすぐに検討して下さい。飼い主の方なら家族の命を救うために必ず無理をしてしまいます。愛する家族の危機にお金を出さない方はいないと思います。過去に対応したお客様で毎月8万円くらい払っていたと聞いたこともあります。大変だったけど亡くなるまで払い続けたそうです。
ただ、高額な医療費が必要になる可能性があることを理解して、十分な貯蓄があり必要なときに迷わず支払える場合はペット保険はいらないと思います。もしもの時の備えなので、リスクを理解して準備をしていれば問題ないはずです。
やっぱり不安だと感じる方は資料請求をして、ペット保険を検討しましょう。
様々なペット保険があり、選ぶのも大変で保証内容や保険料もバラバラです。月額数百円のものから五千円以上のものまで、かなり幅が広いです。さらに保証内容も70%とか、手術は年2回まで、上限金額30万円まで、この病気は対象外です、みたいな感じで細かく目を通していないと使うときに困ります。実際に必要になったときに保証されないと意味がないです。安いと保証内容が少ないし、しっかりした保証を選ぶと高額な保険料になってます。
また、70%保証だと自分は30%負担することになります。保険料を払って、さらに30%は自己負担だとなんか損が大きいですよね。
しかも、契約の更新を断られる場合もあります。この病気を治療中の場合は継続できない、みたいな。
利益は出るような仕組みになっているので客側が得する事はほとんどないです。
あとは保険会社の利益のことをわかった上で自身の経済力で考えてみて下さい。
ペットが一生で必要になる医療費を考えて自分にはどんな保障が必要かをしっかり考えて欲しいです。
ネットで検索するとすぐにいろいろな情報が入ってきます。中にはこんなにかかるんだよー、みたいに煽ってくるものもあります。手厚い補償にみえても実は穴だらけみたいなことも。ちゃんと調べておかないと余計な費用がかかります。
しっかり考えて、いらなければ加入する必要はないです。迎える前や迎えてすぐに一度ゆっくり考えてみましょう。
このブログをわざわざ読んで下さっている方はペットのことに興味があり、ペットを大切に考えている優しい方だと思うので、家族の万が一に備えて責任を持って幸せにしてあげて下さい。
最後に
予防接種を怖がる高橋さんです。
読んで頂きありがとうございます☆